いつでも深呼吸できる家。

空気は人間にとって、一番重要なもの。
空気による影響が、人の健康を左右することがわかってきました。
空気が良くなると、温度変化も少なく、結露も出にくい。
またほこりも少なく、カビも発生しにくく、ダニが住みにくい。
つまり低アレルゲンな家になります。
いつも深呼吸ができる家になるのです。

空気へのこだわり

換気だけでは空気づくりは難しい

換気をすれば、空気は良くなるじゃないか!
では、花粉や黄砂、PM2.5はどうするの?
夏の暑い空気、湿った空気。
冬の冷気、乾燥はどうするの?
窓に結露はないでしょうか?
カビは生えていないでしょうか?
ダニの温床になっていないでしょうか?
結局、換気だけでは家の空気づくり対策にはならないのです。

空気を良くする複合要素

  • 高断熱・高気密技術
  • 24時間計画換気システム
  • 自然素材を利用した室内環境
  • 適切なメンテナンス
    上記の複合要素を組み合わせることが重要です。

高気密・高断熱技術

現在住宅作りに「高気密高断熱」仕様は必須仕様です。
弊社の仕様を説明します。

断熱材(床)

断熱材(床)は基礎下&内および床下共に押し出し発泡(3種b)を採用しています。
(基礎下断熱の採用時には十分のシロアリ対策や基礎内部の湿度対策を考慮して計画施工しています)

3種b

断熱材(壁・天井)

断熱材(壁・天井)は建築地周辺状況に拠りロックウールもしくはセルロースファイバー(共に繊維系)を採用しています。
どちらを採用するかは「遮音性能」の必要性を考慮して決定しています。(繊維系断熱の採用時には十分な結露対策や壁体内の通気対策を考慮して計画施工しています)

繊維系断熱材

サッシとガラス

外部に面するサッシはオール樹脂素材もしくはアルミと樹脂のハイブリット型のどちらかをお客様のご希望に会わせ採用しています。
(経年劣化や断熱性能またデザインの違い等それぞれのメリット・デメリットをご説明したうえで採用商材を決定しています。)
断熱性能を向上させる大事な要素として一部にはトリプルガラスを採用しています。

単板ガラスに対しての熱の逃げる割合

ガラスについても遮熱または断熱どちらかの選択になります。 弊社では商品それぞれのメリットデメリットを専門家の立場からしっかり説明させて頂き、お客様にご納得頂くために選択制にしています。説明を聞いても判らないとおっしゃるお客様も中にはおられますが、お客様の建築計画地の特性を調査聞き取りしたうえで説明させていただきますので、完成後の不安感払拭に貢献する事と確信を持って取り組んでいます。

熱の出入りを軽減するならガラス選びがポイントです。

住宅からの熱の逃げ道で一番割合が多いのは、窓・扉などの開口部です。開口部の熱の損失量は壁面の約2.5倍となっています。

  • [算出条件]当社計算値
    (光学性能とJISR3107ペースで算出)(単板ガラスに対しての割合)

換気技術

換気には、主に《換気・除塵・脱臭・除湿・室温調整》の5つの役割があります。タバコや焼肉のにおい等が集中するところでは、「局所換気」を組み合わせることがおすすめです。組み合わせると、常に住まいを新鮮で快適な空気環境に保つことができます。
ダイワ住研では「熱交換気システム」を採用しています。

熱交換気システム Panasonic

気調システム® 熱交気調システム® 〈PanasonicのHPより引用〉

熱交換気ユニットで家全体を給排気。冷暖房時の換気による熱ロスが少なくてすみます。高気密住宅向き。熱交換気ユニットにより、住まいの各所に設置された吹出グリルを通しての給気と廊下や洗面所での集中排気で、24時間常時換気が可能です。冷暖房時には冷気や暖気を逃さず、省エネ性に優れているほか、湿気の侵入や過乾燥を緩和します。

空気の入れ替えによる5つの効用
熱交換気なので1年中快適

熱交換気は、排気の際に汚れた空気と一緒に捨てていた熱を給気時に回収して室内に戻します。熱回収により空調負荷を軽減でき、冷暖房コストを抑えます。また、冬期では冷たい外気を室温に近づけて給気するので、冷たい空気が侵入する不快感を抑制します。

IAQ制御により季節にあわせて快適運転
おまかせ自動運転について
ECO運転
ECO運転

春秋の室内外の温度差が小さいときは、給気風量はそのままで、排気風量を絞った運転で消費電力を抑えます。
冬場は外気温が室内の温度より低くなり、すき間風などの自然換気が増えます。換気システムによる換気量(給気・排気量)を減らして消費電力を抑えます。

気圧をコントロール
気圧調節

室内に取り込む空気量を変えずに、排出する空気量を減らすことで、室内の空気圧が高まり、家のすき間などからの花粉や粉塵(PM2.5)の侵入を抑えられます。

室内湿度で風量を調整
乾燥抑制

冬場の乾燥や結露を抑えるために、室内外の温度差と室内湿度により、熱交換気風量を0.5〜0.3回/hで調整します。(FY-14VBD2SCL、FY-12VBD2SCLのみ)

熱交換ユニットに給気清浄フィルターを標準装備

スーパーアレルバスターを添着し、花粉等のアレル物質を抑制。さらに緑茶カテキンでウィルスの活動を抑制し、バイオ除菌で浮遊菌等の繁殖を抑制します。

掃除・メンテナンスのポイント

空気の技術は、ほとんどが技術的な設備で対応することができますが、適切なメンテンナンス(掃除)も必要です。 できるだけ手を煩わせずにメンテナンスできる方法をお伝えします。
(※パナソニックの換気システムの場合です)

お手入れラクラク

熱交換素子、各種フィルターはパネルを外さずに容易にお手入れできます。パネルのフィルターは、掃除機などで容易にお手入れできます。


① 掃除機でルーバーの汚れを取ります。


② ルーバーを開け、フィルターケースを下方に引き出し、
ケースの中ら給気清浄フィルターを取り出し、汚れを掃除機で吸い取ります。

給気清浄フィルター

③ 防虫フィルターのお掃除をします。
フィルター枠からはずし、中の汚れを掃除機で吸い取ります。

粗塵防虫フィルター

天然素材の活用技術

空気の技術では、高気密高断熱と計画機械換気だけでなく、天然素材の活用も大きな要素になります。
素材自体が、調湿機能や、空気の浄化作用を発揮します。化学物質が多いと、どうしても身体への影響が心配されます。ダイワ住研はそういった不安を払拭する天然素材を取り入れる技術も蓄積しています。

例えば、扉・床材はムク材、室内壁にはウッドチップ壁紙(オガファーザー)、外壁にはスイス漆喰(カルクウォール)など、こだわりの天然素材を多く取り入れます。
健康に配慮された「健康・安全・快適」な暮らしを実現します。

京近江燻煙材

京近江産の高品質な無垢材を燻煙した強く安心な素材。
木の天然力+燻煙で、防虫・調湿効果等があり、化学物質を使わないから人にも環境にも優しい構造材です。

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